秋風に揺れる黄金色の稲穂の波とともに、苗栗苑裡の年間重要イベント「天后遍路–稲鎮生活マーケット」が、今月29日から連続2日間「愛情果園」で開催されます。今年は「ESG低炭素・持続可能な観光」をテーマに、信仰文化・アートランドスケープ・地域ブランドを融合させ、歴史と文化、観光を兼ね備えた秋の収穫フェスティバルを創り上げます。
2日間のマーケットには20以上の地域ブランドが参加し、小規模農家の厳選商品から地元グルメ、手作り工芸、ステージ音楽パフォーマンスまで、食べて買って遊べる一体型の体験を提供します。さらに2つのディープな観光ルートも用意。一つは媽祖信仰と海沿い文化を巡る「天后遍路」、もう一つは芸術的美意識とスローシティの風景を楽しむ「芸境慢遊山線ルート」です。沿線の「ESGフレンドリーステーション」では、期間限定で特典も提供され、低炭素で快適な山と海を巡る旅を後押しします。
また、期間中、「愛情果園」周辺では、アーティスト・張樸勻さんが苑裡の農村風景に着想を得て制作したランドスケープアート作品《編織庇蔭》、《守護》、《蜻定稻香》が展示され、稲田のアートと相まって、今季最も注目される秋の絶景ランドスケープとなっています。旅人たちが必ず撮影するホットスポットです。

(取材-編集:China Times)